市町村人口別色別地図

総務省 令和4年8月9日 発表の「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和4年1月1日現在)の市町村別人口データを入手したらとっても面白かったので、色々分析してみた。※大規模な機能改善を実施したので、記事を書き直した。(2022.11.10)

 

結果を市町村別に色分けする方法を調べたら埼玉大学 谷先生作成のMANDARAというソフトが大変便利なソフトだったので、これを使って各種カテゴリでの色分け地図を作ってみた。

 以下をクリックするとWebアプリが開く。最初は少し時間がかかる。

        ↓↓↓↓↓↓↓↓↓

市町村人口色別地図 http://vilof100ppl.herokuapp.com

 

アプリの概要

人口密度で色分けした地図

●7種類の色分け地図が見られる

総人口別、人口密度別、生産年齢人口比率、老年人口比率、後期高齢者人口比率、

鉄道駅の有無、100歳以上人口

●データ一覧が表示できる

色分けの元になっている市町村別のデータを表形式で確認できる。

データの絞込み機能、ソート機能、マーカー作成機能を実装。

「XX県だけやXX市だけのデータを見る」、「人口密度 順にソートする」というようなことが可能。また、絞りこんだデータの市町村を地図上にマークする機能もあるので、ランキングを地図上でも確認できる。

埼玉県に絞り込んだ表
  1. 市町村=埼玉県 で絞り込む
  2. 「人口密度」の降順にソートする
  3. 表のNo.が順位になるので、埼玉県の人口密度ランキングが確認できる

埼玉県の人口密度ランキング

「マーカー作成」で地図上に順位付きのマークが表示される。TOP10は赤色、11位以降は青色のマーク

 

全国の生産年齢人口比率ランキングなど他も簡単に作成できる。

全国生産年齢比率ランキング

 

重ね合わせる地図はマークと無関係なので、自由に色分け地図と組み合わせが可能。

色分け地図が目障りな場合には、色分け地図を非表示にしマークだけにもできる。

色別標高図に人口密度の低い市町村のマーカーをつける

ベースの地図は国土地理院から提供されている、標準地理院図、淡色地図、色別標高図が選択できる。

使用しているデータについて

  1. 人口データ:総務省「【総計】令和4年住民基本台帳年齢階級別人口(市区町村別)」 総人口なので、外国人も含む
  2. 市町村面積:人口密度を計算するための市町村の面積は、国土地理院が公開している「全国都道府県市区町村別面積調」の令和4年7月1日版
  3. 鉄道駅の情報:駅データ.jp(https://www.ekidata.jp/)の最新データ

色別地図を作成したソフト

埼玉大学教 谷謙二先生作成のMANDARA(https://ktgis.net/mandara/index.php)

を使用しました。MANDARAはLeaflet用にJavescriptが出力できるので、これとLeafletを使って機能追加しました。

 

Herokuは間もなく無償サービスが終了するので、いつまで公開できるかわからないけど、触っていると地理の勉強にもなり面白い。

興味があればぜひアクセスを!